603D('97-4-29：因美線：高野) 写真提供：砂丘５号みささ氏
603D('97-4-29：因美線：高野) 写真提供：砂丘５号みささ氏
因備線経由でタブレット授受を行いながら岡山−鳥取間を結んだ急行「砂丘」は、惜しまれながらも'97年11月のダイヤ改正に廃止となりました。
その後は、運転区間が短縮されながらも、半室グリーン車のキロハ28を組込み、急行「つやま」として活躍を続けて来ましたが、ついに'03年10月の
ダイヤ改正で、車両をキハ48に置換え、かつグリーン車の廃止となり、事実上定期運用のキロ28タイプの消滅となりました。
この砂丘専用色。オリジナルの国鉄色も良いのですが、キハ58系列のカラーリングとしては最も気に入っています。
TOMIXのキハ58を片手に、何とか作れないかなぁと考えること2年。思いきってエアブラシを購入し、調合、塗替えにチャレンジすることにしました。
その結果、塗替えの楽しみという罠にハマり込み、'95年在籍の全12両を初め、その他各種西日本地域色車両を製作することになりました。
模型的には、種車と当方の腕の関係もあり、今回は小改造に留め、塗装変更に比重を置きました。
キロハに関しては、ハ座の窓埋めも省略しているため、実質はタイプとなりますが、雰囲気と言うことでご勘弁ください．．．。
まぁ「たかやま」セットで低屋根キロ(2500番台)が製品化されたことから、いずれTOMIXさんから発売されるとは思いますが。
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キハ５８−７２０９、７２１０、７２１１、７２１２ ベースはTOMIX製キハ５８−４００です。 主に色の塗り替えが中心ですが、国鉄急行色を含めたキハ58の改造点 は以下の通りです。 １．タブレットキャッチャー取付(銀河モデル：N-077) ２．防護柵取付(TAVASA：PN-601) ３．ベンチレータ交換(グリーンマックス：No.70-5) ４．水タンク西日本タイプへ交換(K'sworks：D-005) |
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キハ５８ ・塗装は４色全て調合することになりました。 1)上部の白：GM37(国鉄白３)にGM36(青緑１)を加えたもの 2)紫の帯：GC67(紫)とGM37(国鉄白３)白を調合したもの 白の比率で濃淡を作り分け。 3)エメラルドグリーン：GC34(スカイブルー)とGC64(ルマン グリーン)とGM37(国鉄白３)の調合したもの。 塗装順序はグンゼのメタルプライマー→白→薄紫帯→紫帯 →エメラルドグリーンの順で吹いていきました。 【注】 GM：グリーンマックスカラー ＧＣ：グンゼカラー |
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キハ５８ ・運転台後方です。 タブレットキャッチャーはプライマを吹いた後、車体色に塗装。 バーを銀色に、キャッチ部を黒に色刺ししています。 車体への接着は防護柵と共に、エポキシ系で行っています。 |
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キハ５８ ・ＷＪＲ車は、ベンチレータの換装が行われており、実車も半ガラに なっています。 半ガラにはグリーンマックのパーツを用いており、加工手順は下記で 行っています、 1)元々のベンチレータを外し、屋根板ベンチレータ取付け台座の 中心側を切出す。(後で再利用する) 2)取付け穴を埋め、パテ等で平滑に処理する。 3)屋根板に、1)で切出した台座を、ベンチレータが3点固定となる 位置に接着する。 4)その台座の上に、半ガラを実装する。 ・併せて水タンクも西日本タイプへ変更しています。 |
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キロハ２８−１０１、１０２、１０３、１０４ ・「砂丘」用キロハ28の実車は、屋根断面がキハ65と同じ後期型の キロ28-2500を種車としています。 現在は後期型キロ(2500)が発売されていますが、当時は2300番台 のみの発売でした。 よって３，４位側のドアや洗面所レイアウトが異なりますが、その点 は目をつぶり、種車をそのまま流用。 雨樋位置を下し、屋根断面をキハ65と同一化のみの改造としました。 |
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キロハ28 ・グリーン車の砂丘ロゴマーク、車番、所属標記類はスタジオティム製の 砂丘用インレタセットを使用しました。 |
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キロハ28 ・側面全景です。 車掌室上のベンチレータを撤去すべきでしたが、失念していました。 |
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キハ６５−３、４２、６８、８０ ・色の塗り替えのみと言っても過言ではありませんが、改造点は以下の 通りです。 1)タブレットキャッチャー取付(銀河製) 2) 客用ドア窓塞ぎ |
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キハ６５ ・運転台後方です。 タブレットキャッチャー取付けはキハ５８と同様です。 キハ６５の場合、前寄り客用ドア窓は防護柵でなく、鉄板？で塞いで います。よってこれを再現しましたが、今回は窓ガラスパーツを車体 色で塗装することでごまかしています。 |
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キハ６５ ・側面全景です。 ヘッドマークは前述のスタジオティム製インレタに付属のマークを使用 しましたが、数が足りないので、模型サイズで撮影した写真から切出し ました。 |
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キハ５８−１０４３、１１２２ ・実車同様に、国鉄色の増結を考え、米トリ所属の車番としました。 砂丘色と同様に、タブレットキャッチャー、防護柵を取りつけています。 |
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バンダイから発売されているＢトレシリーズ。 今回、砂丘色がラインナップされています。 とある方から譲って頂きましたので、早速作ってみました。 製品ではキハ58＋キロ(ハ)28＋キハ65＋キハ28となっていますが、 実車はキハ28が実在しない事から、屋根を切り継ぎ、キハ58へ改造 しました。 |
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そのまま組めば良いのですが、よく出来ているので、ついつい手を 入れてしまいました。 キハ58はベンチレータを半ガラに換装、キロ(ハ)28はベンチレータを 撤去し、キハ58/65にはJR無線アンテナと前面にJRマークを入れて みました。 2004-11-21 |
